共有名義の悩みをキル!~中川課長の不動産ブログ~

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認知症の親の介護費を「共有名義マンションの持分売却」で捻出!

不動産ファイター、中川課長です。今日の相談は「共有名義でマンションを持つ親が認知症になってしまった」方。最近多いですね。**「不動産を売却して親の介護費用を捻出したいけど、その不動産が親と共有名義だから簡単に売れない」**パターン。

でも、大丈夫です。大急ぎで少しでも資金を作りたい方向けの一手があります。それが「不動産の持分売却」です。

「持分売却」とは?

読んで字のごとく「不動産の共有持分のうち自分の取り分(権利)だけを売却する」ことです。

不動産を共有名義で購入する際は、必ず「所有割合」を決めます。この割合は「いくら出したか」ではなく、あくまで本人たちの合意によって決まります(例えば1,000万円の不動産を100万円+900万円で買っても、所有割合は1:1など決められます)。こうして自分の取り分となったものを「持分」と呼びます。

一般的には、共有不動産は「共有名義者が全員同意しないとリフォーム・売却などできない」ものですね。でも実は…「持分のみの売却」は勝手に行っても良いのです。意外と知られていませんね。

つ・ま・り!

本来なら後見人を立てなければならない共有不動産の売却も、持分だけに対してなら不要。早ければ2週間程度で当面の資金を準備することができるのです!

持分売却の注意点

気をつけなければならない点もあります。それは「持分売却は安くなりがち」ということ。ひどい時には、全部売却なら1,000万円で売れるはずの物件が、一部売却では100?200万円になってしまうようなこともあります。

「安ッ!やーめよ!」と思った方、ちょっと待った!!

それはあくまで業者選びに失敗したときの話です。基本的に我々のような不動産屋が、買取の際に考えることは「この不動産をどう使っていくか/どうすればお金になるか」。持分のみを買い取る場合は、その目処がつきにくいから「安く買うか…」となるのです。

でもそれは、一般的な不動産会社の話。売る側目線で大事なのは「持分売却に強い専門企業」を選ぶことですね。

自分の会社を紹介できればいいですが、残念ながらうちにはノウハウがありません!笑 でも、そういう物好きな会社さんもいるわけです。

例えば「中央プロパティー」さんとか、よく聞きますね。ここはねえ…やりますよ。

センチュリー21の名前で安心感がありますし、「全国どこでも対応」とか「トラブル中でも大丈夫!」「士業と連携!(後見人とかの手続き先も紹介してもらえそう)」とか書いてあるのを見ると「こいつら、わかってんなあ…」と身につまされるわけです。

「とりあえず一部売却で資金を作って、後見人の手続きができたら全部売る」とかもありだと思いますよ。そしたらなおさら、最初から同じ会社に頼んだ方がいいに決まってます(結果的に、最初から全部売ったのと同じ金額が取り返せることもあると思いますし)。後見人とかの手続き先も含めて、いちから全部任せられればラクチンですし。

参考になったでしょうか? 今日も妻の尻に敷かれながら「脳が圧迫されて認知症になったらどうしよう」と恐怖して眠る、中川課長でした。いや、物理的に尻に敷かれてるわけじゃないんですけど…笑